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羽生対木村 王位戦 持将棋ルールで引き分けに [将棋]

羽生善治王位に、木村一基八段が挑んでいる王位戦第3局が、引き分けとなりました。

対戦は札幌市の京王プラザホテル札幌で行われ、その時の決まり手?の「持将棋」が話題となっているようです。
「じしょうぎ」と読むそうですが、どういう決まり手?なんでしょう。

お互いに入玉して、決着がつかなくなった場合、盤上の駒と持ち駒を点数として数えて勝敗を決めること、だそうです。

ここで入玉とは、敵陣の中に王将が入ってしまうことをいい、王将なので入王ともいうそうです。
敵陣とは、相手側から3段目以内のマス目のことで、自分の駒が”成れる”ところです。

駒の点数は、飛車と角行が5点で他の駒は1点。
飛車と角行は盤上縦横無尽に動ける駒なので点が高いです。大駒とも言うようです。

他の駒とは、金・銀・桂馬・香車・歩兵ですね。
前方には強いが後方には弱いため1点なんだそうです。小駒とも言うようです。

王将は0点。
未だお互い詰んではいない状態では、王将はお互いにあるので0点だろうが10点だろうが関係ないですね。

さて、将棋の対戦では相手の王将が自分の陣地に入ってきた場合、詰めるのが非常に困難になります。
これがお互いだと、なかなか決着がつきません。

なので、お互いの合意によって対局を終わらせ、先の点数で残った駒の点を合計して決着をつけるやり方なんですね。
また、その勝敗も単にその点数の大きい方ではないようです。

公式戦では24点を基準にするらしく、お互いに24点以上ならば引き分け。
どちらか24点を下回れば、下回った方の負けで相手の勝ち。

両方24点を下回った場合も、引き分けなんでしょうね。

王位戦第3局が引き分けになったことで、対戦成績は1勝1敗1持将棋となったとのこと。

これで、七番勝負では決着がつかない可能性も出て来たって事でしょうか。

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