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星稜高校野球部が奇跡の大逆転で小松大谷野球部甲子園の夢砕く [野球]

星陵は「必笑」でも、対戦相手の小松大谷は笑うに笑えなかったでしょう。

いや、最後は別の意味で笑うしかなかったのかも知れませんが。

この試合の結果を聞いて、ちょっと前まであったドラマ、「ルーヴェルトゲーム」を思い出しました。
8対7で決まる試合のことを、「ルーヴェルトゲーム」というと、ドラマの中で言っていました。

それでも、交互に取り合って最終的に8対7となるような試合のことで、
そんな試合が野球で一番おもしろいといってたようなことでした。

今回のは、その「ルーヴェルトゲーム」の点数をも上回る、9対8です。
しかも、交互に取り合うのでも、徐々に追いつくのでもなく、最終回に一気に9点。

やった方は、快気だとか奇跡だとかいってられますが、やられた方はたまりませんね。
おそらく最後のイニングの守備につくまでは、九分九厘勝ちを意識していたでしょう。

ほとんど前半で8点も取っていたら、小松大谷の甲子園出場は決まったも同然。
そんなことは、選手もスタンドも、きっと思っていたはずです。

なので、余計に悔しい思いをしたはずですね。

それにしても星陵は、最後のイニングに向かうときも「必笑」という合い言葉で笑顔を作っていたとか。
笑えば前向きになれる、というのがその心情だそうです。

ほどんど負けを覚悟して、いや確信をして、挑んだ最終回だったと思いますが、
それでも、笑っていようと笑顔を作るのはすごいことだ思います。

敗戦を意識して、とてもそんなこと考えることもできない、のが普通だと思います。

笑うという前向きな気分が勝利を掴んだともいうべき試合。
どんなに苦しいときにも笑顔を忘れない、強い精神力が、甲子園出場を引き寄せたのでしょう。

相手校の小松大谷には気の毒ですが、苦しくとも笑顔を見せられる精神力に何かを教えられたような気分です。

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