街でヘラジカ マジでヘラジカ？でもペットではありません

数々の生物の中で、やはり巨大な生物は目を引くものです。
シカ科の中でも最も大きいとされる、ヘラジカ。
最大で８００kg以上にもなるというから、巨大すぎる…。

そんなヘラジカが、アメリカのアラスカ州ではごく普通に街に現れます。
ヘラジカとの交通事故も多発している地域もあるようで、ヘラジカ注意の交通標識も建てられています。

この時期はヘラジカの出産シーズンで、親とはぐれた赤ちゃんヘラジカもいます。
しかし殆どの場合、最終的には母親の元に戻るそうですから、そう心配することもないんですけど。


http://news.yahoo.com/alaska-biologists-baby-moose-not-pets-000544442.html

でも、そんなヘラジカを子鹿の時は小さくて可愛いからと近づく人達もいるようです。

アラスカ州の生物学者は、ヘラジカをペットの感覚で接しないよう呼びかけています。

中には可愛いからといって、まるで子犬と同じような感覚で、自宅に子供のヘラジカを連れ帰って、首輪なんかを付けちゃう人もいます。
このようなことをすると、ヘラジカがケガをしたり、最悪の場合死んでしまうこともあるようです。

生物学者のトッド・リナルディさんは、
「子犬のようにヘラジカをリビングルームに飼っている人がいる」
と憤っています。

ということで、みなさんも街でヘラジカを見かけても連れ帰らないようにしてください。

と言っても、日本ではありえませんが…。

スポンサーリンク

タグ：ヘラジカ 大きさ ヘラジカ 画像